中古車情報を調べるのなら、カーセンサーとかgooとかいった中古車情報誌で調べる、それが一般的。その際、チェックする項目としては、まず値段、そして、走行距離はどれくらいとか、年式は、とかいろいろとあります。
走行距離とか、年式は、車検証やメーターで確認できます。(走行距離についてはメーターをいじってなければ、ですが)
しかし、事故歴は、目視でみてわかる、という人はまずいないと思います。
では、どうやって確認するのか。
それは、車両品質評価書を確認すればわかるそうです。それをみれば、整備会社の検査を受けているかどうかわかるので、それで事故車かどうか確認ができます。
ちなみに、「中古車品質評価書とは、中古車の修復歴の有無や、内外装、機能の状態、走行距離などをチェックし、発行される書類です。通常は、①評価を記した鑑定証、②評価のもととなる車両状態を記したコンディションチェックシートの2つがあります。これは中古車販売業界が消費者の信頼を獲得するために行うもので、いくつかの団体で発行されています。」(https://upty.jp/terminology/used_car_quality_appraisalから引用)とのこと。
発行している団体としては、日本自動車査定協会(日査協)は「車両状態証明書(V-CON)」、トヨタは「車両検査証明書」、NPO法人日本自動車鑑定協会(JAAA)は「自動車鑑定書」、オートモーティブ・インスペクション・システム(AIS)は「車両品質評価書」という名称で発行している、とのこと。
最近では、事故車であっても、修復の技術が向上しているので、目視では確認することができません。また、販売する業者にしてみても、それを事故車であることを告知する義務はないそうです。もちろん、消費者契約法では、「消費者に不利益な事実を故意に告げず誤認させたときは、契約を取り消すことができると規定されている」と記載されていますが、実際に事故車を購入したものの、代金を返済してもらえない、というトラブルが起きているので、気を付ける必要がありますね。